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【小説】ハイスペック隠れ腐女子が異世界に転生しました。〜二度目の人生全力で楽しみます〜第16話

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ハイスペック隠れ腐女子が異世界に転生しました。~二度目の人生全力で楽しみます!~
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こんにちは、なーさんです(*^^*)

結構前に書いた、自作小説【ハイスペック隠れ腐女子が異世界に転生しました。〜二度目の人生全力で楽しみます〜】を楽しんでいただけると嬉しいです。

アルファポリスさんで最新話(第二章42話)まで掲載中です。

よろしければ、【こちら】も覗いてみてください (/・ω・)/





 

◊あらすじ◊

私、ティナ・エヴァンスは前世の記憶があります。所謂、転生というやつですね。まさか自分がなるとはおもいませんでした。でも、すごくラッキーな事ですよね?

前世の私は29歳、独身。銀座でNo,1ホステスをしてました。キャバじゃないですよ!ホ・ス・テ・ス!!ここ、間違えないでくださいね?こう見えて私、結構、モテたんですよ?

趣味はカラオケ、読書、人間観察。‥‥これだけ聞けば普通ですよねぇ?普通なんですよ、私の感覚では!でも、私は絶対に死んでも内緒にしておきたかった事があります。

それは・・・

腐女子ということ!
ヲタ活動をしていたという事!

・・・隠したくても突然死んでしまってはバレるのは仕方ないのです。まぁ?あっちの世界にはもう私はいないので気にしていません!文字通り死ぬほど恥ずかしいけれどどうしようもありませんからね!!開き直るしかないのです。

2回目の生となった今も好きなものを変える気はありませんし、変えられるとも思わないので全力で私の趣向は隠そうと思います!

この世界は可愛い子ばっかりでとても困っちゃいます!一人でニヨニヨしてしまうのはもう、どうにもならないです。

まぁ、なんだこんだで私は二度目の人生を全力で楽しみながら暮らしていきます!

 





 

 チャコが泣き止んで落ち着いて来たのが分かっても私はチャコを離したくなくて後ろからギュッとして地面に座って他愛もない話をしている。うん、これはジョーがよく抱きつく意味がわかったな。これからは、私も抱きついたりしていこうと心に誓う。

 チャコは恥ずかしいのかソワソワとしているが私は離したくなくて気付いてないふりをする。‥‥耳が赤い。少しは意識してくれるだろうか?そう思うと自然と頬が緩んでしまう。

「ね、ねぇ、ディナン?そろそろ離して?」

「ん?何故だ?」

『友達』の距離感じゃないから。そんな答えはわかっていたがチャコは言わないだろう。だから意地悪だと思ったが聞いて見た。

「その、えと‥‥は、恥ずかしいから‥‥」

「でも、ジョーもよくチャコに抱きついているではないか。私もそうしたいと思っていたが遠慮していたんだ。これからは気にしないことにした。だから、今日は今までの分だからこのままでいいんだ。」

 意地悪な意味のわからない言い訳を言い切るとチャコは困ったような顔をしながらも流されてくれる。あぁ、そうなの?と小声で葛藤していて私は笑いを堪えるのが必死だった。

「いや、ジョーでもこんな長くはしないよ‥‥」

「今は二人きりだ。気にする必要はない。‥‥それより、チャコ。魔力の扱いについて悩んでいたんだよな?」

 無理やり話を終わらせて別の話を振る。するとチャコは自分の悩みを思い出したのか少し暗い顔になった。そんな顔をさせたくなくて後ろから抱きついている力を少し強めた。巻きついている腕にチャコは無意識なのか手を添えてギュッと握って来て心臓が跳ねた。

 ポツリポツリと今の現状を話してくれて、私はまだ魔力の扱いが分からなかった時と同じ悩みだった。

 ・・・あぁこの方法も兄上が教えてくれたんだっけ。

 幼い時を思い出すとチャコの手を取って立たせてあげる。

 本当は、口で説明するだけでいいのかもしれないがチャコに触れている口実が欲しくて実践していった。

「チャコ、自分の魔力を手の平で玉を作るイメージして。」

 そう言って私も掌に魔力を込める

 チャコは目を閉じて必死にイメージしているようだ。

 次第に手が暖かくなって来てチャコが驚いて手を見る。

 





 

 ・・・本当は作っちゃいけないんだけど。これは私が絶対にチャコを落として両想いになるための願掛け。意味はチャコはしらないだろう。それでいい。まだチャコは知らなくていい。それでもお互いの魔力を込めた結晶石が欲しかった。

 チャコは興奮したように結晶石を見つめている。初めて作った割にとても綺麗な丸で水晶玉のように透き通っていた。

 私の魔力は銀色だ。チャコは何色かわからないけれど濁りが全くない結晶石を見れば相性は良いのはわかった。あとは、気持ちだけってことか。

 結晶石を見ながら笑ってしまっている自覚があるがこんなに嬉しいことはない。

「これに、魔法陣を刻むといろんなことができるんだ。今度簡単なのを一緒に作ってみよう。」

 なんの魔法陣にしよう。お守りとしても良いし、私専用の連絡用でも良いし‥‥わくわくしてきた。今日は帰ったらよく考えよう。なんの魔法にするか考えるのは後にしてまずはチャコの悩み解決だ。

 結晶石を置いて再度チャコの手を取る。

 そして少しづつ私の魔力をチャコに入れていく。

「ひゃう!?」

 変な叫びが聞こえて笑ってしまったが、どうやら成功したようだ。実は初めて兄上にされた時私はビックリして手を叩いてしまった。‥‥まぁ、それが普通の反応らしいが。チャコは逆にギュウっと手を握り返して必死に耐えているようだ。‥‥あぁ、可愛い。なんなんだ。

 余裕がないのを悟られないように先生づらして説明する。

 チャコはもともと器用な人だと思う。だからちゃんと実践してやって見せてあげればすぐにできるようになると思うんだ。

 





 

「‥‥す、すごい。体が軽くなったよ。」

 感動のあまりチャコがズイッと顔を近づけて来た。うう、近くで見るとほんと可愛い。持って帰りたい。

 本当は私が教えた事にしたかったがなんだか後ろめたく感じて兄上に教えてもらった事を言ってしまった。

「お兄さん、凄いね。いままでわからないものがわからない状態だったからやきもきしてモヤモヤしてたけど‥‥ディナン、教えてくれてありがとう!」

 あぁ、ちゃんと伝えてよかった。素直にそう思えた。変にカッコつけなくてよかった。

「うん。あ、でも、これは私とチャコの秘密な?チャコはもしかしたら私と同じくらい魔力量があるから教えたけど、魔力量が普通の人はいらない技術らしいからな。無闇に魔力量が多いことを他人に知らせるべきではないからな。‥‥色んな事件になるって聞くしな。チャコを無用な危険に晒したくはない。」

「そうなんだ。わかった。内緒ね!あ、ねぇ、この水晶玉1つもらってもいい?」

「あぁ。全然いいぞ。あ、ただ、二人でそれを作ったことはまだ誰にも言わないでくれ」

「まだ?」

 なんで?と訴えてくるが今作った事を広めたら多分、ジョーの言うように伯爵領へ隠されてしまう気がする。だまし討ちのように作った物だから周りには言わないほうがいい。

「言っていい時が来たらわかるから。その水晶はチャコだけで作ったものにしてくれ。」

「うん‥‥わかった。でも‥‥」

 不服ながらも頷いてくれたが、納得はしていないようだ。

「でも、どうした?」

「こんなに綺麗に出来たのに言えないのは少しだけ残念だなって思っただけ!大丈夫、内緒にするよ!」

 思ってもよらない返事に胸が鷲掴みされる感じがした。なんでそんな可愛い事を素で言えるんだ?そのムゥっとへの字の唇でさえ愛おしくておかしくなる。

「っ!本当に、チャコは可愛いことばかり言ってくれるな。‥‥そろそろ日が暮れる。今日は一人なら私が近くまで送っていこう」

 一体何人の奴らを虜にすればいいんだ?

 あぁ、願わくばチャコが惚れる相手が私でありますように。

 そう天に願わずにはいられなかったーー‥‥

 

 







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