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【小説】ハイスペック隠れ腐女子が異世界に転生しました。〜二度目の人生全力で楽しみます〜第20話

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ハイスペック隠れ腐女子が異世界に転生しました。~二度目の人生全力で楽しみます!~
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こんにちは、なーさんです(*^^*)

結構前に書いた、自作小説【ハイスペック隠れ腐女子が異世界に転生しました。〜二度目の人生全力で楽しみます〜】を楽しんでいただけると嬉しいです。

アルファポリスさんで最新話(第二章42話)まで掲載中です。

よろしければ、【こちら】も覗いてみてください (/・ω・)/





 

◊あらすじ◊

私、ティナ・エヴァンスは前世の記憶があります。所謂、転生というやつですね。まさか自分がなるとはおもいませんでした。でも、すごくラッキーな事ですよね?

前世の私は29歳、独身。銀座でNo,1ホステスをしてました。キャバじゃないですよ!ホ・ス・テ・ス!!ここ、間違えないでくださいね?こう見えて私、結構、モテたんですよ?

趣味はカラオケ、読書、人間観察。‥‥これだけ聞けば普通ですよねぇ?普通なんですよ、私の感覚では!でも、私は絶対に死んでも内緒にしておきたかった事があります。

それは・・・

腐女子ということ!
ヲタ活動をしていたという事!

・・・隠したくても突然死んでしまってはバレるのは仕方ないのです。まぁ?あっちの世界にはもう私はいないので気にしていません!文字通り死ぬほど恥ずかしいけれどどうしようもありませんからね!!開き直るしかないのです。

2回目の生となった今も好きなものを変える気はありませんし、変えられるとも思わないので全力で私の趣向は隠そうと思います!

この世界は可愛い子ばっかりでとても困っちゃいます!一人でニヨニヨしてしまうのはもう、どうにもならないです。

まぁ、なんだこんだで私は二度目の人生を全力で楽しみながら暮らしていきます!

 





 

 あっという間に、秋になりました。

 お義母様のお腹も、破裂寸前に大きくなっています。いつ産まれてもおかしくないようで、二日に一回の検診にも、お父様は必ず駆けつけます。

 家族みんなすんごく楽しみにしているので、早く出てきて欲しいです♪

 あの会合以来、リリとは文通や、お茶会と言う名の会合などでよく遊ぶようになりました。

 リリは、公爵令嬢とは思えないくらい、フレンドリーに接してくれます。

 よく話したら、リリとも同じ年でした。‥‥なんか、私と同じ年の子、とてもレベル高くないですか?

 ディナンに、ジョーに、リリ‥‥。学院に入るのは、まだまだ先だけど、学院に入ったらファンクラブとか出来そう。いや、絶対できる。学園祭があるのかどうかは分かりませんが、あったら絶対盛り上がりますね。‥‥バンド組みたいなぁ。私、高校生の頃、コピーバンドしていたことがあるんです。だから、ギターも弾けるんですよね。

 ディナンに、ジョーに、リリに、ギターでレイ兄様、もちろん、ボーカルは私がいいな。

 いや、この四人の中で歌うのは、ちょっときついか?でも、バンド組めたら楽しいだろうなぁ。‥‥っと、口調が乱れてしまいましたね、失敬失敬。とにかく、そろそろ歌が歌いたいって事ですね。‥‥久々に、アランの所に行こうかしら。

 そう思って用意していると、カート兄様が話しかけてきました。

「よぉ、チャコ。これからお出かけか?」

「え?いや~気分転換に、庭にでも行こうかと‥‥」

「ふーん?暇なのか?それなら、ちょっと、俺に付き合え!」

「え?うわぁ!」

 カート兄様は返事も聞かずに、私の事をどんどん引っ張っていきます。もー強引なんです。カート兄様は!もう少し、レイ兄様を見習ってほしいものです。ふんふん

 引っ張られて連れてこられたのは、カート兄様の部屋でした。

「カート兄様?何か、忘れ物ですか?」

「いや、チャコに見せたいものがあってな。‥‥絶対、父上には内緒だぞ?」

 お父様に内緒のもの?一体なんでしょうか?首を傾げていると、カート兄様が、寝室からモフモフとした小さいモルモットのような生き物を抱きかかえてきました。

「うわぁ!可愛いっ!!」

「やっぱり、チャコも気に入ったか。良かった。」

「はい、とてもモフモフで‥‥可愛らしいです!兄様、この子、どうしたんですか?」

 兄様が、私の腕の中にモルモットを乗せてくれました。あぁ、あったかくて毛が柔らかくてとても可愛い‥‥

「いやな、剣稽古の時に迷い込んできたのか庭の池に落ちちゃったのを助けたんだ。」

 ・・・モルモットって、泳がなかったっけ?あれ?どっちだ?

「それでな、近くに親もいなさそうだったから連れて帰ってきたんだ。レイとハンクは知ってるぞ。」

「そうなんですね。あ、擽ったい。ふふ。」

 モルモットが腕から抜けて、肩を登っていきます。短い手足がとても可愛いです。

 肩の位置に座りなおしたのか、止まったのを確認すると、フッとあの憧れのシチュエーションが頭によぎりました。

 肩に乗っているモルモットに、ソッと人差し指を差し出します。

 モルモットは、よくわからないのか匂いを嗅いでも、とくに動こうとしません。それをいい事に、私は続けます。

「ほら、怖くない。」

 とにかく無反応のモルモットを無視して、自分の世界に入り込んでいきます。

「うふふふ。兄様、この子、私に下さいな。うふふf」

 不気味に笑いながらその場でクルクル回って、一通りのことして落ち着くと、カート兄様はものすごい勢いでモルモットを奪い取ってしまいました。

 





「ダメだ!見せるだけならいいが、リッチモンドは上げれないからな!!」

 ・・・あら、本当に欲しがってると思われてしまったみたいです。

 そこは、「不思議な子だ‥‥」と呟いて欲しかった。

「カート兄様、大丈夫です。このセリフを言ってみたかっただけなので、私は、生き物を飼おうとは思っていません。勘違いさせてしまって御免なさい。」

 素直に謝ると、カート兄様もホッとしたのか、肩の力を緩めてくれました。

「いや、いいんだ。ほら、かわいいだろう?たまになら、貸してやらないでもないぞ?」

「ふふ。そうですね。たまに、愛でに来てもいいですか?」

「あぁ、いいぞ。最近はチャコとあまり時間を取れていなかったからな。」

 そういえばそうだ。私も、やることが増えて、遊ぶ時間も減ったし、カート兄様はもっと忙しいはず。こうやって、兄妹二人で話すのはいつぶりだろうか。

「確かに、そうですね。私、最近の兄様のこと知りたいです!」

「急だな ‥‥じゃあ、茶を用意させるか。」

「ハイっ!」

 そうして、兄妹水入らずの即席お茶会が始まりました。

 ◇◆◇◆◇◆

「けっこう、チャコも難しいところまで勉強しているんだな。俺が6歳の頃はもっと、簡単なことばっかりしてたぞ。」

「うーん、多分、私は女の子だから座学やマナーレッスンが多くなってしまうんですよねぇ。私も兄様たちみたいに、剣や武道を習いたいです。」

「うん、体を動かすのはとても楽しいぞ!チャコは、女の子だからなぁ~ケガも多くなるしやめて欲しい気もするが‥‥それに、練習用の剣でも、持てない気がするなぁ~」

 うーん、とカート兄様が顎に手を当てて想像しています。

 えー?ハンクでも振り回せるんですよ?大丈夫だと思うんですけどねぇ。

 って言っても、絶対お父様がダメって言ってやらせてくれなさそうですが‥‥

 この異世界に来たんだから、異世界ならではのことをしてみたかったんですけどねぇ。

 戦える伯爵令嬢、カッコ良くありません?

「チャコは、魔力が結構多いんだろう?それなら、そっちを頑張ったらどうなんだ?」

「魔力ねぇ。魔法も、もちろんがんばりますけど、魔力封じの何かにあったら、私は何もできなくなってしまうじゃないですか。そうならないための、護身術くらい身につけたいんですけどねぇ。お父様がダメって言いますかね?」

「‥‥護身術なら、許可をくれるかも?本格的にしなければって言われそうだけど。」

「カート兄様、一緒にお願いして下さいませ!」

「あぁ、わかった。じゃあ、今夜の夕飯の時にでも話してみよう!」

「わあ!ありがとうございます!!カート兄様、大好きですっ!!」

 そう言ってカート兄様の胸にダイブすると兄様はなんなく受け止めてくれました。

 ‥‥わぁ。体つきがしっかりして来たんだなぁ。カート兄様も、いい男になるね。うん。

 カート兄様と、他愛もない話をしていると

 






 結晶石が光り出しました。耳たぶに手を当てて、少しだけ魔力を込めます。

『チャコ、少し時間ができたから秘密基地に行こうと思うんだが、今から出てこれないか?』

『ディナン!いいよ~!行く!ジョーにも連絡してみるね!』

『あぁ、頼む。じゃあ、2時には着くようにする。』

『りょーかーい!また後でね!』

 本当に、結晶石が出来てから連絡が楽で、楽で、ありがたい。

 この世界には、携帯なんてないから本当に連絡手段に困るんですよね。

 2時‥‥後一時間ほどですね。今から出たら、アランの所にも寄れるかな。

 よし、すぐ出よう!

「カート兄様、私、用事ができたのでこの辺で失礼しますね。」

「あぁ、遊びに行くのか?あまり遅くなるなよ?レイの奴が、心配するからな。」

「はーい。暗くならないうちには帰って来ます!まぁ、何かあれば連絡して下さいませ。」

 適当に挨拶をして、カート兄様の部屋を出た。

 急いで着替えて、ジョーに連絡しました。ジョーも、来れることを確認してから、ギターを持って、庭の抜け道から抜け出して小走りで噴水に向かいます。

 

 







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