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【小説】ハイスペック隠れ腐女子が異世界に転生しました。〜二度目の人生全力で楽しみます〜第30話

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ハイスペック隠れ腐女子が異世界に転生しました。~二度目の人生全力で楽しみます!~
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こんにちは、なーさんです(*^^*)

結構前に書いた、自作小説【ハイスペック隠れ腐女子が異世界に転生しました。〜二度目の人生全力で楽しみます〜】を楽しんでいただけると嬉しいです。

アルファポリスさんで最新話(第二章42話)まで掲載中です。

よろしければ、【こちら】も覗いてみてください (/・ω・)/



 

◊あらすじ◊

私、ティナ・エヴァンスは前世の記憶があります。所謂、転生というやつですね。まさか自分がなるとはおもいませんでした。でも、すごくラッキーな事ですよね?

前世の私は29歳、独身。銀座でNo,1ホステスをしてました。キャバじゃないですよ!ホ・ス・テ・ス!!ここ、間違えないでくださいね?こう見えて私、結構、モテたんですよ?

趣味はカラオケ、読書、人間観察。‥‥これだけ聞けば普通ですよねぇ?普通なんですよ、私の感覚では!でも、私は絶対に死んでも内緒にしておきたかった事があります。

それは・・・

腐女子ということ!
ヲタ活動をしていたという事!

・・・隠したくても突然死んでしまってはバレるのは仕方ないのです。まぁ?あっちの世界にはもう私はいないので気にしていません!文字通り死ぬほど恥ずかしいけれどどうしようもありませんからね!!開き直るしかないのです。

2回目の生となった今も好きなものを変える気はありませんし、変えられるとも思わないので全力で私の趣向は隠そうと思います!

この世界は可愛い子ばっかりでとても困っちゃいます!一人でニヨニヨしてしまうのはもう、どうにもならないです。

まぁ、なんだこんだで私は二度目の人生を全力で楽しみながら暮らしていきます!

 







 

いっぱいお魚や貝類などの海鮮を買って、やっとこカート兄様達と合流しました。
お合流したお食事処は、食事もできるカフェみたいな感じで、オシャレな雰囲気です。カート兄様とハンクはもう、食べ終わったのかお茶を飲んでいました。

「チャコ達、遅すぎだよ!腹減って、先に食べちゃったぞ!」

「あ~ごめんなさい、いっぱい買ってきちゃって‥‥私もお腹減った~レイ兄様、なににします?」

一つのメニューを二人で見ながら、レイ兄様に伺うと、レイ兄様は真剣に迷っているようです。

「こっちの、海鮮のクリームパスタも美味しそうだけど、こっちのピザも‥‥いや、パエリアもいいな‥‥」

真剣に悩んでいるレイ兄様が年相応に可愛くてにやけてしまいます。
しかし、やっぱり浜焼きはありませんね。パスタとか、ピザとか、海鮮を使ったものはあってもそのまま焼くだけというのは無いみたいです。残念。

「レイ兄様、私、このパエリヤにするのでピザは半分こしませんか?私もどっちも食べたいので‥‥どうですか?」

「え、いいの?チャコが食べたいやつ頼んでいいんだよ?僕も、ちゃんと決めるから‥‥」

「いいえ、私が食べたいんですよ!だって、せっかく来たんですし、色んなのを摘みたいんです!ね、レイ兄様、そうしましょう?」

「ちゃこ、ありがとう。あ、すみません‥‥」

レイ兄様は店員さんを呼んで、注文を済ませてくれました。
他愛もない会話をしながら、料理が出てくるのを待ちます。う~ん、このお店、とってもいい匂いが充満してます。食欲が湧きますね!

「で、チャコ、なに買ったんだ?」

カート兄様が興味津々で聞いて来ました。

「海老とか、カニとか、お魚数種類と、海藻、他にも、加工しているものとか、色々買いました!!本当、早く家に帰ってご飯作るのが楽しみです♪」

「んあ?チャコが作るのか?」

「えぇ。だから、みんな楽しみにしててくださいね?絶対、美味しいって言わせますから!ふふふ」

久々の和食です。楽しみすぎて、頬が緩んでしまいます。
こっちには、和食でよく使う物も多くあり、お米もありますが使い方が日本とはちょっと違います。パエリアとか、チャーハンとか、何か味をつけて食べるのが主流で、お米本来の味を楽しむことはほとんどありません。まぁ、ないよりマシだけど、たまに、もっと薄味で素材の美味しさを追求して欲しくなります。多分、生粋の日本人なんですね、私は。

頼んでいたご飯がどんどん運ばれて来ました。

「うっわぁ~~美味しそうですね、レイ兄様!」

「だね。チャコ、食べよう?」

小皿に取り分けて、3種類を二人で分け合って食べました。うん、美味しいです。ピザは何枚かハンク達も食べてくれたので残さず綺麗に食べれました。よかったです。さすがに、1.5人前は多かったから‥‥まぁ、ご飯を残すなんてしませんけども。

「あ、爺ちゃんから連絡入ったぞ。こっちに来るから、帰ろうだって!」

「はーい!」

お会計はジャンがしてくれて、お店を出ます。
いくつもの船が並んでいる港はとても綺麗でした。海の水は透き通っていて、真っ青です。
は~~紅い豚さんの映画を思い出しました。あの映画も、こんな感じの所が舞台だったはずです。うん、生ハム買って帰ろう。・・・あぁ、早くお酒飲めるようになりたい。

前世の記憶におつまみで一杯やっていたのがとっても懐かしく感じました。
飲むのも好きだけど、おつまみを作って食べるのも好きでしたからね。うん、お父様の好きそうなおつまみ作ろう。そして、私も食べよう。

頭の中で、なにを作ろうか考えているとお爺ちゃんが笑顔でこっちに向かって来ました。

「どうだ、楽しんだか?」

「チャコがさ~~はしゃぎまくって海鮮を買いあさったらしいよ。」

呆れたようにカート兄様に告げ口されて思わず視線をそらしてしまいました。

「カート兄様とハンクは匂いに文句ばっか言っていましたよねー」

僅かながらの抵抗で私も告げ口してやりました。ふーんだ。

「はっはっはっ!楽しく過ごせたんなら良かった!どうだ、明後日の視察も、みんなで来るか?」

「え、来たいです!!」

ハンクとカート兄様は少し嫌そうな顔をしています。そんなに、匂いダメ?まぁ、無理にとは言わないですけど‥‥

「俺は‥‥いいや。」

「俺も‥‥。」

やはり、二人は来ないみたいです。

「チャコがくるなら、僕は来ようかな。」

「‥‥レイ兄様?無理しなくていいんですよ?お父様も、お爺ちゃんもいるんですし‥‥」

「ううん。僕が来たいんだよ。‥‥だめ?」

「ダメなんてことないです!!けど‥‥無理はして欲しくないですからね?」

「わかってるよ。無理なんかしてないから、安心して。」

優しく頭をポンポンと撫でられて、手を取って歩き出しました。

「じゃあ、レイとチャコの二人だけだな!濡れてもいい格好で来るようにな!楽しませてやるから!はっはっは」

お爺ちゃんはとても楽しそうに笑っています。明後日、なにをするのでしょうか?
まぁ、いまは帰ってからなにを作るのかを考えないとですね!あー楽しみ!

 





 

◇◆◇◆◇◆

「ティナお嬢様、本当に、作るんですか?」

「えぇ。悪いんだけど、料理長は今日、私のサポートをお願いできる?」

「それはいいんですが‥‥」

戸惑っていますね、料理長。うん。でも、今日は悪いけど譲れないのです。
侍女が私に、エプロンを着せてくれて、髪が前に来ないように後ろに一つに結んで帽子をかぶりました。手を洗って‥‥うん、準備万端です。

「レイ兄様、食材を出してください!」

「あ、うん。」

次々と、魔法陣から出て来る海鮮たちに料理人達は歓声を上げ出しました。

「お嬢様、これを買って来たんですか?どれも新鮮で‥‥いい目利きですね。感心します。え、この海藻はなにに使うんですか?」

「え?そう?でも、市場だから結構全部新鮮そうだったわよ?海藻は、いろんな使い方ができるのよ。ふふ。」

「いや、どれもこれも良いものばかりで、すごく参考になります。」

「ふへへ。そんな褒めてもなにも出ないんだからね!」

本職の人達に褒められると、嬉しくなりますね。よかったです、こんなの買って来たのかって呆れられなくて!

「じゃあ、今日の夕食は私が作るから‥‥貴方は、お米を炊いて。あ、何も入れずに、お米だけで炊いてね。貴方は、この昆布を入れてお湯を沸かしてちょうだい。で、料理長は、魚達を捌くのを手伝ってもらっても良い?」

伯爵家の料理人は、3人しかいません。本当に内輪なので指示もしやすいし、話しやすくてとてもやりやすい環境なのです。

「じゃあ、この魚達をお願いね!」

「私は、これからね、伊勢海老~~!!」

ダンっとまな板において、捌き出します。
伊勢海老は、お味噌汁と、お造りにする予定です!うふふ~~豪華ですね!
炭火焼用のコンロに、ハマグリとサザエ、ホタテとイカを並べて焼いていきます。

うーーーん、良い匂い。
ハマグリはつまみ食い用に多めに買ったので味見がてら、焼きあがったものを一つ食べました。

「やっばーーーーい!!これだよ、これ!!醤油が焦げて良い風味で‥‥あぁ、幸せ!」

「あ、あの‥‥?」

テンション爆上がり中の私に、料理長が遠慮気味に話しかけて来ました。今は、お魚の塩焼きをやって貰うように指示をします。

「あ、ほら、料理長も食べてみて!あ、一個だけね!無くなるから!はい、アーン」

竹串にハマグリを指して、料理長の口に持っていきます。一瞬躊躇したものの、匂いに勝てなかったのかパクリと口に含みました。

「っ!これは!!」

カッと目を見開いて、驚いています。そうね、ただ、醤油を垂らしただけとしか思っていなかったのでしょう。磯の香りとハマグリの旨味、そして、醤油の絶妙な焦がし具合。これを知らないなんて人生、損してたわよね。わかるよ。うんうん。

「す、すごい、美味いです。‥‥醤油しか垂らしてないのに‥‥」

「ふふ。海鮮て凄いわよね。こんなシンプルなものが一番美味しいんだなんて。ほら、続きやりましょう?時間がないわ!」

「っ!はい!!」

そして、今日の夕飯作りを再開しました。

「あ~~すごく良い匂いだな。今日のご飯は何かね?」

「お父様、今日は、私が作ったのよ!」

お父様に、えっへんと胸を張ると、くつくつ笑って頭を撫でてくれました。大きい手が頭をすっぽりと覆う感じがとても好きなのです。

「チャコの料理、楽しみだわ。」

お義母様も、ふふっと可愛らしく笑ってくれました。その手にはリアが抱かれています。まだ、生後3ヶ月もたっていないので、なにも食べさせれないのが残念です。食堂に入って来て、席に着いたみんなが一斉に驚いた声をあげます。

今日のメニューは、磯焼き数種類と、伊勢海老の味噌汁、お造り、お魚の塩焼き、茶碗蒸し、天ぷら、手巻き寿司etc‥‥とにかく、海鮮をこれでもかってくらい使って、お出汁をふんだんに使って、お酒にも合うおつまみも数種類作りました!

「うっわー!見たことない物ばっかり!え、この魚、なんで頭千切れてんのに皿に載せてんの?」

「ぶっふふ!!ハンク、千切れてるって、言い方!!!これは、見た目が豪華になるから、載せてるの!食べるわけじゃないからね?」

お造りの飾り付けを見たハンクの言葉にみんなが大笑いしました。
本当、天然。面白すぎる。

「これは、好きなものをこうやって巻いて、醤油をつけて食べてくださいね。あ
あと、コレはこうやって‥‥」

一通り、食べ方を教えてみんなでの食事が始まりました。
お刺身は、意外にも人気で、あっという間にお造りがなくなります。

「ちょ、ハンク!マグロばっかり取るなよ!」

「だって、美味しいんだもん~~」

「このスープ、とても美味しいな。海老の旨味があるのに味噌がちょうどよく効いてて‥‥味噌をこんな風に使うとはな。」

「あら、このお魚もすごく美味しい!塩だけの味付けって信じられないわ!」

それぞれ、いろいろなものを食べて感想を言い合っています。うんうん。和食って、優しい味でとても美味しいよね。久々に私も、和食が食べれてとても満足です!ハンクが、あんなに臭い臭い騒いでいたのでお刺身とか大丈夫か心配でしたが杞憂だったようです。

「レイ兄様は、どれが一番好きでしたか?」

「僕はコレかな。えと、茶碗蒸し‥‥だっけ?薄味かと思うのにしっかり味付いてて、不思議な料理だね。この、つるんっとしているのも不思議な食感で癖になる。」

「ふふ。食感が好きなら、じゃあ、今度はプリンやゼリーを作って見ますね!」

「チャコは本当に物知りだな。うん、お願いね。」

楽しい食卓はあっという間に大好評に終わりました。
本当に久しぶりのご飯作り、とても楽しかったですね。前世では、一人暮らしだったし、料理は好きだったので結構凝ってやっていました。ここで役に立つとは。良かった、忘れないようにノートにレシピ書いておいて!そして、魚のさばき方を体が忘れないでおいて本当に良かったです!

 





 

◇◆◇◆◇◆

その日の夜、お父様に呼ばれました。何でしょうか?特に怒られるようなことはしてないと思うのですが‥‥。不安に思いながらも、侍女の案内でお父様とお義母様の部屋へ向かいます。

コンコン

侍女がノックをして、お父様の返事を聞いてから扉を開けます。

「あぁ、チャコ。来てもらって悪いね。君、下がって大丈夫だから。」

お父様は侍女を下げると、私の事を手招きします。
部屋には、お父様と他に、お義母様とお爺ちゃんもいました。

「あの、何かあったのですか‥‥?」

大人みんなが勢ぞろいしていてやはり、少し不安に思います。

「チャコ、そんなに構えるな。大丈夫、悪い事なんか何もないから。ただ‥‥」

「‥‥ただ?」

お父様はバツが悪そうに視線を下げました。
お爺ちゃんも、居心地悪そうにしています。・・・本当に、どうしたのでしょうか?

「お前の、特殊な魔法の事で相談なんだが‥‥」

「っ!」

「想像魔法と言うのは、はっきり言って、とても危険だ。チャコがと言うよりは、その存在を知った奴らが、お前を危険にするだろう。」

「‥‥はい。」

確かに。それは、容易に想像できます。だから、必要最低限の人にしか教えてないんですよね。わかってますし、気をつけているつもりです。

「それで‥‥なんだが。しばらく‥‥いや、チャコが学園に入るまで、領地で暮らさないか?」

「‥‥え?」

 

 





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